もうすぐ暑い夏。今年はこんな声が聞こえてくるかも。

 

マスク外したーーーい!!
ころウイルス感染拡大防止のため、今年は夏にマスク。人混みならつけておきたいけど、、熱中症にも気をつけろって言うし。

コロナの緊急事態宣言や移動の自粛が解除になり、マスクがやっと店頭でも少し並ぶようになりましたがまだまだ高いですよね。1枚300円なんていうのもザラです。最近のマスクはパッケージに詳しく説明書きが書いてありますが、あなたはちゃんと読んでいますか? 正しいマスクのつけ方を確認しておかないと、、大変なことになりますよ!

 

 

 

使い捨てのマスク、不織布のマスクが一般的になったのは2000年以降

 

国内マスクメーカーにご協力をいただいて今回特別に集めさせていただきました。昭和16年から20年ごろのガーゼマスク。マスクって洗ったりして繰り返し使うものでしたよね。

 

さて、今一般に使われている使い捨てのマスク、不織布のマスクは何年前からですか?これ80年代後半にはもうできてたんですが一般的に使われるようになったのはもう21世紀入ってからです。

 

 

使い捨てマスク 不織布マスクは絵や文字でたくさんの説明があるのはなぜ?

 

読んでる方も読んでない方もご覧ください。何で必要なのかは彼が体を張って実験してくれました。どうもガッテンボーイの宮森右京です。説明書を読まずにマスクをつけるとどうなってしまうのか?徹底検証。まずは説明通りにつけてみます。暑い夏の日を想定して少し汗ばむくらいに運動してもらいます。実験のためにあえて行なっているので良い子は真似しないでね。

 

続けること5分。ちょっと汗ばんできたみたい。

でも呼吸しやすいですね

 

もうひと頑張り。運動始めて15分。

 

暑いしもう汗だく。でも、、マスクのつけ心地はそんなに気持ち悪くない

 

以外にも違和感は少ないみたい。ここで実験の第一段階は終了。体力回復のため水分も補給してしばらく休憩してもらいます。

 

今度はマスクを説明書の指示とは逆にして付けます。そしてもう一度同じ運動を5分。

 

呼吸が苦しくマスクの中もこもる。 呼吸をするたびにぺこぽこ口にまとわりつき、べちょべちょ。汗だくになる。汗の しぶきが飛んだし。

 

お疲れ様。比べてみるとその差は歴然。マスクの付け方を変えただけなのにどうしてこんなことになってしまうんでしょうか?

 

待ちえたつけたマスクはすごく濡れてしまい、正しくつけた方はあまり苦しくないと言ったそうですね。

 

どう考えたってマスクなんだからと思うのに、、これだけの説明書がいるという理由が実はあるんです。

 

それの解説をマスクのメーカーの方にお願いいたします

 

もうちょっと説明を言葉でさせていただく前に、そちらにマスクあるマスクをハサミで切っていただきたいんです。マスク不足といわれている中。すいません許していただきたいと思いますが。

 

マスクの中は3重構造になっている 

 

99パーセントカットとかですね。それっていうのはですね、真ん中にあるフィルターの性能のことなんですよこの白いやつが99%。飛まつを防ぐフィルターの性能。これ以外の2枚にもそれぞれに役割が実はあるんです。使い捨てマスクの構造にはちゃんと意味があります

 

中に仕込んだフィルターで花粉やウィルスをカット

 

特殊映像でくしゃみの瞬間を見てみます。マスクをつけた場合は前にほとんど飛んでないですよね。じゃあ他の2枚は一体何のためにあるのか?

 

これこそマスクを快適につけるためのポイントですね。わかりやすく水色の液体を残りの2枚の方にかけてみていただきたいんです。

 

一枚ははじく。もう一枚はどんどんしみこんでいく。

 

この違いについてちょっと教えていただけますか。今日の最初にかけて頂いた方が外側の不織布になります。これにはですね撥水性を持たしてあります。これもしくはですね飛まつの付着を防がなきゃいけないということもありまして、撥水機能が必要であるということです。非常にマスクについて重要なポイントであるということです。

 

  1. まず最初に第一陣として、弾くっていう行為をするための不織布が外側に付いてるんだと。
  2. そして第二にフィルターの関門がありまして。
  3. 最後はものすごく染み込む布がありました

 

内側=口元側に使う不織布というのはですね、装着することになりますので快適性ですね柔らかさだとかそういったものを各メーカーが一生懸命着け心地にこだわってるんだと思います。ということは裏と表が当然あって、そして裏と表を間違えると大変なことになるんだって言うそうですね。

 

あのマスクは逆に使用されますとマスクの本来の機能をしっかりと使うことができませんので、このタイプは裏表が命って大事なことなんです。ですからこんなにたくさんの説明が書いてある。よく見ると、マスクにもしっかりと「OUTSIDE」などと薄く表示してあります。

 

マスクの表と裏は全くの別物

 

他のマスクメーカーの方に聞いてみても、

 

たとえば外側は撥水効果のある不織布使って、口側には肌触りの滑らかな生地使うことによってメイクがつきにくいマスクだったりとかになったりするのです。

 

外側と内側っていうのはまったく違った役割りがありまして、顔に当たる部分がシルクのようなザラザラしないツルっとした素材になるので、長時間息をしてても動きによって肌のスレがしにくいので、肌に優しい素材になってます。

 

多くのメーカーでマスクの効果や快適さを増すためにいろんな工夫を凝らしてくれているんですね。

 

表と裏を間違ってもフィルターの性能にはほとんど影響がない

 

表と裏を間違ってもフィルターの性能にはほとんど影響がないそうです。でもこれから暑い夏どうしてもマスクをつけておきたい場面では絶対間違えたくないですよね。

 

そこで、どうやって皆さんがマスクの表裏を見分けているのか聞いてみたところ、

 

  • 耳紐の付け根を表にという人や
  • 逆に裏にするという人も
  • 他にも折り目の向き

 

、、、見分け方は様々。

 

でも実はこれ、見分ける基準としては全部間違い

 

どうやって見分けるのかご覧いただきましょう。

 

明らかにこのこっちが表だろうっていう風にマスクを出した瞬間に分かるものも確かにあるにはありますよね。これあけた瞬間にこれですから、、出てきた耳掛けを内側にして、私はこうやってマスクを使用します。この方法でもどう考えても私は耳かけが内側にあるので、これを逆にしてていう発想はまず私の中にはないんですが。。

 

今回ガッテンで調べてみたんですが、いろんな表記がありましては全く同じメーカーなので同じ絵を使っていて、でも書いてあることがちょっと違うんです。

 

  • ゴム紐がついている面を外側にしてください っていうのと、、
  • ゴム紐がついている面を内側にしてください

 

と書いてあったかと思ったら、30種類のうち耳紐が内側が19、外側が11種類と、圧倒的な多数とか、常識とかは無いんですね。気密性、密着度を上げるためにあのいろいろ工夫されてると思いますので、マスクが同じように一見みえるんですが、それぞれ形が微妙に違いまして。マスクの形も一定にすれば裏表間違えないんじゃないか、って言いたいところですけど、本当に各社がそれぞれの一番いい状態のマスクも提供しようと思って、内側にしたり外側にしたり、ということなんですね。

 

各社細かいところが違うもんですから、使う方として説明書はきちんと読まないで、間違ってる人はかなり多そうですね。多いと思いますね。電車なんかでも見てても反対につけてる人をたくさん見かけます。本当は声かけたいんですけども、変なおじさんと思われるので黙ってます。でも、メーカーとしては、ぜひ正しく使っていただきた。

 

説明の前にご覧頂いたのと後からご覧いただいたのではまた見え方が違うんじゃないかと思います。ぜひしっかりと確かめていただきたい。今回のコロナ禍の中で迎える夏に向けての、マスクの情報でございました。ガッテンしていただけましたでしょうか?